土木学会WEB情報誌『from DOBOKU』〜土木への偏った愛

土木のことをカジュアルに噛み砕いたユニークな形で届けることを目的に、土木工学の専門家やインフラ管理支援ボランティア、土木工学を志す学生たちが文章、写真、イラスト、動画、音声配信などのコンテンツを発信していく『from DOBOKU(フロムドボク)』です。

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    より偏った編集へ-令和5年新偏集体制-

    土木偏愛者のみなさま、こんにちは。 偏集長のマツです。先週からケニアに渡り、仕事に忙殺されています。 マジなんです。 それを肝心な報告が遅れた言い訳にさせてください(´・ω・`)  2021年にスタートしたこのfromDOBOKUですが、さらに偏った編集を目指し、令和5年1月1日から新体制に移行しました。(3ヶ月前w) 令和5年メンバー(2023年1月1日~) 委員長 兼偏集長   松永 昭吾(土木の妖怪マツ/インフラ・ラボ) 副委員長兼副偏集長  小川慎太郎(おがしん/

      • 【偏愛土木写真024】川全体がダム?―阿賀野川・只見川のダム群―

         皆さんこんにちは、土木写真部新潟支部のたかてぃです。今回は新潟・福島県境の阿賀野川・只見川にあるダム群についてご紹介します。 只見川の概要  尾瀬を源流に奥会津を下る、只見川。喜多方市山都町で阿賀川に合流し、新潟県に入ると阿賀野川に名前を変え新潟市で日本海に注ぎます。尾瀬から日本海までの145㎞のあいだ、上流・中流域にダムが16あり、これらのダム群が連動して利水や発電に利用されています。只見川はJR只見線から見える美しい景色が有名ですが、付近にはダムもありこちらもぜひ注目

        • 土木学会誌 第108巻 第3号 特集「こころ弾む次世代建設現場」

          皆さんは30年後の職場を想像したことが、あるでしょうか?まだ、職場を持っていない学生さん達でも、自分達の学び場の未来を考えてみて下さい。その現場が「こころ弾む」場所だったら、どんなに素晴らしいでしょう! 昨日は、新生土木学会誌動画、略してDDを川口 暢子さん、Reiko Yamamoto礼子さんと、土木学会誌編集委員会幹事長の杉木直先生とともに、特集主査の大林組西村俊亮さんをお迎えして、収録しました。 詳しくは、DDをご覧頂ければ、と思いますが、今号の特集も「土木と人」に

          • 特集主査ファイル#02 土木学会誌 第108巻 第2号

            土木学会誌 第108巻 第2号 特集:「災害遺構に学ぶ-いつか来てしまうその日のために-」 主査:西岡英俊 所属:中央大学   土木学会WEB情報誌from DOBOKU提供となった 土木学会誌動画(略してDD)の第2回目のゲストは 2023年2月号特集「災害遺構に学ぶ-いつか来てしまうその日のために-」 の主査を務められた中央大学の西岡英俊先生です。   本特集は,2022年6月から土木学会誌編集委員長となった 日本大学の岩城一郎先生自ら担当委員となって 編集にも携わられて

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          • 土木偏愛note『from DOBOKU』
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          • テーマ「ダム」
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            【宮本武之輔】命がけで信濃川を治めた、信念とロマンの技術者~土木スーパースター列伝#19

            こんにちは! 早稲田大学大学院修士1年の西川 貴章です。 このfrom DOBOKUの編集委員をつとめています。 僕が土木を意識したきっかけは太田道灌で、土木に惚れたきっかけは宮本武之輔でした。だから、ここで宮本武之輔を紹介できるのが本当に嬉しいです。 僕なりに彼を一言で言い表すなら、「信念とロマンの技術者」です。その魅力を示す話を、「技術者」「文人」「教育者」という3つの視点から紹介します。 ①倫理的な天才技術者としての宮本武之輔あれは、僕が大学1年生の秋学期の、最

            土木学会誌 第108巻 第2号 特集「災害遺構に学ぶ」

            本日、主査の中央大学西岡英俊先生をお迎えして、松永 昭吾さん、小川 慎太郎さんらfrom DOBOKU 土木学会誌動画(略してDD)の新編集メンバー山本礼子さんらとともに、本特集の読み方や編集秘話などを聞かせて頂きました。 特集「災害遺構に学ぶ」は、新編集長の日大岩城 一郎先生肝入りの企画であり、自ら担当委員として名を連ね、fbでも期待のほどがうかがわれました。「災害遺構」というセンシティブなテーマに対して、学生委員を含む学生らが、各種の災害遺構を訪ねる「災害遺構が若手に伝

            特集主査ファイル#01 土木学会誌 第108巻 第1号

            土木学会誌 第108巻 第1号 特集:世界からみた日本の土木 主査:山本礼子さん 所属:(株)建設技術研究所   土木学会WEB情報誌from DOBOKU提供となった 土木学会誌動画(略してDD)の第一回目のゲストは 2023年1月号特集「世界からみた日本の土木」 の主査を務められた建設技術研究所の山本礼子さん。   2022年に土木学会編集委員となった礼子さんは, 当時幹事長だった山田菊子さんら編集担当メンバーと 「土木と人」,「外から見た土木」,「地域と土木」の三つ の

            思い出の表紙シリーズ01「2022年8月号」

            広島県にある世界遺産宮島にある紅葉谷川の庭園砂防がモリナガ・ヨウさんのイラストで描かれた表紙です。特集主査は,寒地土木研究所の榎本碧さんと日本大学の西山孝樹さん。そして,学生編集委員としてかかって下さった北大の植野弘子さんと愛媛大の橋本美月さんが,イラストに登場しており,巨石組のスケール感が伝わります。 本号は,僕が幹事長として編集した土木学会誌の中で唯一担当者として名を連ね,土木学会誌史上初の造園学会誌との共同編集した号となります。土木学会と日本造園学会の共同編集「遺産を

            土木学会誌 第108巻 第1号 特集「世界からみた日本の土木」

            日本大学の岩城 一郎先生が編集長となられた土木学会誌編集委員会新体制の記念すべき第1号。新しく学会誌の顔となった山崎 エリナさんの人に着目した写真が光る。 「土木と人」「外から見た土木」「地域と土木」の三つを編集方針とした岩城体制の記念すべき最初の特集は「世界からみた日本の土木」主査は建設コンサルタントの山本礼子Reiko Yamamotoさん。 こちらも、松永 昭吾さん、小川 慎太郎さんと田中尚人の新三役の衣替えとなった土木学会WEB情報誌from DOBOKU の土木

            お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.3〜土木のえんがわ〜

            Good Day!! 土木にまつわるいろんなテーマをピックアップしてお届けするラジオ感覚のバラエティトーク番組「土木のえんがわ」です。「お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.3」をお届けします。vol.2で掘り下げた「重機テーマパーク」から、お話は発案者である副住職へと展開していきます。 皆さんのお相手は from DOBOKU副編集長:外山田 洋 株式会社グランドレベル代表:田中 元子 映像制作会社勤務:佐藤 洋輔(居候) 通勤・通学のお供に、ランチタイムや食事の仕込みどき、あるいはお酒のおつまみとしてなど、それぞれのライフスタイルに合わせて聞いて頂けると嬉しいです。 vol.1:https://from-doboku.jp/n/n2505f0ecfa4a vol.2:https://from-doboku.jp/n/n8fedce5d42af 写真:宇津木良 題字:上領鶴瓏

            【偏愛土木写真023】「立野ダム」の建設現場に潜入してみた

             このコーナーでは、土木写真部の部員が一押しの土木構造物やお気に入りの写真をご紹介します。第23回は、国土交通省九州地方整備局が熊本県中北部を流れる一級河川「白川」の上流に建設中の「立野ダム」について、土木写真部の活動の様子も交えながらご紹介します。 立野ダム(左岸:熊本県菊池郡大津町大字外牧、右岸:熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字立野)  土木写真部では、日頃は、それぞれの部員が時間のあるときに撮影した写真をSNSで情報発信(「#土木写真部」で検索)するとともに、年に1~2回程度

            お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.2〜土木のえんがわ〜

            Good Day!! 土木にまつわるいろんなテーマをピックアップしてお届けするラジオ感覚のバラエティトーク番組「土木のえんがわ」です。「お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.2」をお届けします。vol.1では辿り付かなかった「重機テーマパーク」について掘り下げています。 皆さんのお相手は from DOBOKU副編集長:外山田 洋 株式会社グランドレベル代表:田中 元子 映像制作会社勤務:佐藤 洋輔(居候) 通勤・通学のお供に、ランチタイムや食事の仕込みどき、あるいはお酒のおつまみとしてなど、それぞれのライフスタイルに合わせて聞いて頂けると嬉しいです。 vol.1はこちらです。 https://from-doboku.jp/n/n2505f0ecfa4a 写真:宇津木良 題字:上領鶴瓏

            土木のえんがわ〜お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.1

            Good Day!! 今日から始まったラジオ感覚のバラエティトーク番組「土木のえんがわ」へようこそ!土木にまつわるいろんなテーマをピックアップしてお届けしていきます。記念すべき第一回は3回シリーズの1回目「お寺の副住職が重機テーマパークを作った!vol.1」です。 「お寺」「副住職」「重機」「テーマパーク」 つながりそうにないこの4つのキーワードがどう組み合わさっていくのか!? 皆さんのお相手は from DOBOKU副編集長:外山田 洋 株式会社グランドレベル代表:田中 元子 映像制作会社勤務:佐藤 洋輔(居候) 通勤・通学のお供に、ランチタイムや食事の仕込みどき、あるいはお酒のおつまみとしてなど、それぞれのライフスタイルに合わせて聞いて頂けると嬉しいです。 写真:宇津木良 題字:上領鶴瓏

            超マニアック!土を愛する大学生が「土質力学の父」に時空を超えて手紙をしたためてみた

            みなさん、ご存知でしょうか? 今日11月28日は「いい地盤(1128)の日」です。地盤と言ってもピンとこない人が多いかもしれませんが、家やビル、橋といった、私たちの生活に欠かせない構造物は多くの場合、その下の地盤が支えています。どんなに強い構造物を作ったとしても、その下の地盤がゆるゆるでは、構造物は不安定になってしまいます。今回は、この地盤についての土木偉人を紹介したいと思います。 申し遅れました。私は京都大学で地盤の研究を行っている修士1年の江城静順(えしろしずか)と申し

            ”思い”を動画で保存します

            偏集長のマツです。 「土木技術者としての思い」をアーカイブするためにYouTubeチャンネルを開設します! 公開日は「土木の日」こと11月18日(金)を予定しています。 内容は中学3年生向けですが、おとなの方も観ていただき、教養のひとつとして土木や防災減災に興味を持っていただけたら幸いです!! 予告編はシネマティックな映像ですが、本チャンはいつものマツです♪ YouTubeにアカウントをお持ちの方は、「チャンネル登録」と「いいね」をいただけましたら励みになります。 <予

            日本インフラの体力診断vol.2

            マツです。 すっかり暑さもやわらぎ、外を歩くと秋風が心地よくなってきましたね。 さて本日令和4年9月12日。土木学会が発表した「日本インフラの体力診断vol.2(地域公共交通、都市鉄道、下水道編)」についてのパネルディスカッションが開催され、重厚なパネラー陣の末席に加えていただきました♪ コーディネーター:  塚田幸広(土木学会専務理事) パネラー:  足立敏之(参議院議員/土木技術者)  高橋勝浩(稲城市長)  家田 仁(政策研究大学院大学教授・第108代土木学会会長