土木学会WEB情報誌『from DOBOKU』〜土木への偏った愛

土木のことをカジュアルに噛み砕いたユニークな形で届けることを目的に、土木工学の専門家やインフラ管理支援ボランティア、土木工学を志す学生たちが文章、写真、イラスト、動画、音声配信などのコンテンツを発信していく『from DOBOKU(フロムドボク)』です。

土木スーパースター列伝

『土木偉人かるた』に収録された48名から選りすぐりをピックアップしてお伝えします。皆さんがよく知るあの武将も、有名なお坊さんも、助っ人外国人も登場してきます。

インドでも有名!?ヒンディー語で紹介されている"生き神様"

『土木偉人かるた』に収録されているた48名の知られざる偉人たちを紹介していくシリーズものが企画に上がったとき、真っ先に思ったのが『プロレススーパースター列伝』(原作:梶原一騎・作画:原田久仁信)でした。少年期を80年代で過ごした男性で、この作品に胸を躍らせた人は少なくないだろうと思いますが、僕もその中のひとり。 イラストを担当してくださる広野りおさんへのリクエストも「『プロレススーパースター列伝』風にしたい!」とだけで、2021年6月に第1回『空海編』で企画はスタートし、2

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【濱口梧陵<後編>】これぞ公共事業!“生き神様"の行動哲学〜土木スーパースター列伝 #11

こんにちは。横浜国立大学教授の細田 暁です。 11月5日「津波防災の日」にちなんで「A Living God(生き神)」こと、ヤマサ醤油七代目当主・濱口梧陵の伝説をお伝えする後編です。前編「【濱口梧陵<前編>】「津波防災の日」のきっかけを作った生き神様〜土木スーパースター列伝 #10」はこちらです。 今回も“濱口儀兵衛”でお届けします。 11月5日の午後4時頃発生した安政南海地震によって自らも被災しながらも、翌日には2週間分の米を確保し、無料の仮設住宅を建設し、農業や漁

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【濱口梧陵<前編>】「津波防災の日」のきっかけを作った生き神様〜土木スーパースター列伝 #11

こんにちは。横浜国立大学教授の細田 暁です。 普段はコンクリートの研究をしておりますが、土木史が大好きで、勤務先の大学の全学教養科目の「土木史と文明」という講義も担当しています。講義では国内外のたくさんの偉人を紹介しています。土木史は面白いですよ~。 今日11/5は「津波防災の日」です。この日にちなんで、濱口梧陵(はまぐちごりょう)を紹介します。この記事を書くにあたって復習してみましたが、まあすごい人物です。私の土木史の講義では時間が限られているので、濱口梧陵のことを紹介

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【R.H.ブラントン】灯台、それは海上の星〜島国を近代化に導いた土木スーパースター列伝 #10

灯台を語ればロマンがうまれる。私はそう信じて疑わない。 孤高に立つ存在感。その姿の美しさだけでなく、歴史的背景、存在意義など、人を惹きつけるストーリーをまとっている。 夜明けの神子元島灯台 「当代きっての灯台マニア」と言ったら自画自賛が過ぎるが、3度の飯より愛してやまない女・不動まゆうと申します。自腹を切って灯台のPR誌を発行し、フリーペーパーとして配布する私の活動も早7年目。「あいつは灯台クレイジー」と指を差されても悪い気はせず、常に灯台熱に浮かされている。 そんな私

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偏集前記

「編集後記」はよくあるけれど、「編集前記」は見かけない。だから、作ってしまったマガジン。副偏集長の外山田洋が、世に出る前に行われる最終偏集会議よりも先にUPするとか!?!?

インドでも有名!?ヒンディー語で紹介されている"生き神様"

『土木偉人かるた』に収録されているた48名の知られざる偉人たちを紹介していくシリーズものが企画に上がったとき、真っ先に思ったのが『プロレススーパースター列伝』(原作:梶原一騎・作画:原田久仁信)でした。少年期を80年代で過ごした男性で、この作品に胸を躍らせた人は少なくないだろうと思いますが、僕もその中のひとり。 イラストを担当してくださる広野りおさんへのリクエストも「『プロレススーパースター列伝』風にしたい!」とだけで、2021年6月に第1回『空海編』で企画はスタートし、2

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必読!建設現場でも役立つ!? 暑い夏を乗り切る『暑熱順化』について

副偏集長の外山田です。今月のテーマは『夏』です。西から梅雨明け宣言がなされ、いよいよ夏到来ですね。 真夏のオリンピックは大丈夫でしょうか? 選手たちの日本の暑さ対策がどれだけ行われているかが、メダル獲得の大きな要素になるかもしれません。(暑さでバタバタ倒れるシーンは見たくありません) さて、夏になると必ず言われるのが熱中症です。そして近年、新しい言葉を耳にするようになりました。『暑熱順化』です。「しょねつじゅんか」と呼びます。 熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分

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意外と隧道天国!? 鎌倉の隧道をご紹介します。

副偏集長を務めております外山田です。 この『from DOBOKU』は、毎月ひとつのテーマを決めて、そのテーマに沿って文章、写真、イラスト、動画、音声配信などを発信していくコンセプトになっていまして、6月のテーマは「トンネル(隧道)」です。 隧道? たいどう!?!? いえ、「ずいどう」と読みます。戦前の呼び名で、現代では長く「トンネル」として定着しています。今日は「隧道」と表記していきます。 さて、“非土木”な一般人の僕がマニアックな視点を語ることはできないため、ど

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日本最古の橋を調べてみるとわんさか出てきた。

URL「from-doboku.jp」こと、『from DOBOKU』で副偏集長を務めております外山田です。 この『from DOBOKU』は、毎月ひとつのテーマを決めて、そのテーマに沿って文章、写真、イラスト、動画、音声配信などを発信していくコンセプトになっていまして、5月のテーマは「橋」です。プロたちはどんな偏愛ぷりを見せてくれるのか楽しみです。 さて、“非土木”な一般人である僕が橋について何も語ることはできず、google先生のお世話になることにしました。そう。「検

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土木偏愛イベント告知(情報募集中)

偏愛土木イベントの情報をメールにて随時募集しております。掲載の可否については、編集委員会にご一任ください。fromdoboku@gmail.com

【募集】12/1~31 ライモンがフォトコン開催!

 偏集長のマツです。すっかり寒くなってきましたね。みなさんは、LIMN(ライモン)って知っていますか。知りませんよね(^-^; リムって読んじゃだめなのかな。これは、地方インフラ・メンテナンスネットワーク(代表者不明)の愛称のようです。土木学会インフラメンテナンス総合委員会 の下部組織を名乗っているようですが、謎しかありません。 地方インフラ・メンテナンスネットワーク(LIMN)  土木学会インフラメンテナンス総合委員会アクティビティ部会に結成された有志の会。地方のインフラ

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デミマツ再始動!帰ってきたワクワク土木土木(ドキドキ) 第一弾は『探検!立野ダムを食べつくせ!』参加者募集

国土交通省九州地方整備局と土木広報でタッグを組むあのふたりが藤巻整備局長を襲撃ψ(`∇´)ψ 新型コロナウイルス感染症の影響でおよそ2年間止まっていた、ちびっ子向け土木本物体験イベントはいよいよ11月20日の立野ダム工事現場を皮切りにパワーアップして再始動します! すべては次の世代のために! 第25回デミーとマツの土木体験イベント 『探検!立野ダムを食べつくせ!』 第25回デミーとマツの土木体験イベント 『探検!立野ダムを食べつくせ!』 開催日時:11月20日(土)

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「自然の恵みと災害に学ぶ~未来の暮らし方を考えてみよう~」(オンライン視聴可)

 最近ユーチューバーになりたくて機材を集めをはじめたら、機材集めが趣味になってしまったfromDOBOKU偏集長マツです。  さて、土木イベントで毎度おなじみ「次世代のためにがんばろ会」(熊本県八代市、松浦ゆかり代表)のイベントのご紹介です。会場は熊本県八代市ですが、今回はオンラインでもご視聴いただけます。参加費無料。どなたでもご参加いただけます。  第1部はわたくしマツの講演、第2部は河川情報センター福岡センター所長 川口芳人氏、国土交通省八代河川国道事務所副所長 森康

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「NO DOBOKU, NO LIFE. XII 土木技術者による土木構造物だけの写真展」が開催されます。

 偏集長のマツです。土木写真の聖地”宮崎県”から恒例行事の便りが届きました。  今回はfromDOBOKU「偏愛土木写真」のコーナーでおなじみの土木写真部(本部宮崎、岡部章代表)から「第12回土木写真部写真展 NO DOBOKU, NO LIFE. XII 土木技術者による土木構造物だけの写真展」開催のお知らせです。今回も選りすぐりの30作品が展示されるとのこと。お近くにお住まいの方はぜひ足をお運びください。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から恒例のギャラリートー

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テーマ「橋」

「橋」についての投稿です。 2021年5月の特集テーマでもあります。

【募集】12/1~31 ライモンがフォトコン開催!

 偏集長のマツです。すっかり寒くなってきましたね。みなさんは、LIMN(ライモン)って知っていますか。知りませんよね(^-^; リムって読んじゃだめなのかな。これは、地方インフラ・メンテナンスネットワーク(代表者不明)の愛称のようです。土木学会インフラメンテナンス総合委員会 の下部組織を名乗っているようですが、謎しかありません。 地方インフラ・メンテナンスネットワーク(LIMN)  土木学会インフラメンテナンス総合委員会アクティビティ部会に結成された有志の会。地方のインフラ

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【偏愛土木写真0011】災害で消えゆく勇姿を記録する

 このコーナーでは、土木写真部の部員が一押しの土木構造物やお気に入りの写真をご紹介します。第11回は、福岡県東峰村にあるJR日田彦山線の栗木野橋梁と宝珠山橋梁、第二大行司橋梁です。  カバー写真は、列車が走る栗木野橋梁です(2016年12月撮影)。 日田彦山線にかかる美しいコンクリート多連アーチ橋 ライトアップされた栗木野橋梁(2020年12月撮影)  JR日田彦山線は、大分県の日田駅と福岡県の小倉駅を結ぶ路線で、往時には、「急行はんだ」や「急行ひこさん」が走るなど旺盛

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橋梁エンジニアと行く、橋の技術史舟遊び

 こんにちは偏集長のマツです。  東京では、新型コロナウイルスの緊急事態宣言がようやく解除されましたが、まだ予断を許さない状況とか。そんな中ではありますが、部屋に閉じこもってばかりいると気持ちが病んでしまいそうです。そこで、今回は土木偏愛者にもってこいのおすすめイベントをご紹介します。  年に一度だけ開催される、大人のための上質な舟遊びで評判の舟遊びみづはさんとマツのコラボ企画。四年目の今年は「橋梁エンジニアと行く、橋の技術史舟遊び」(有料)です。 東京の橋の歴史を、橋

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【偏愛土木写真0009】牛根大橋

 このコーナーでは、土木写真部の部員が一押しの土木構造物やお気に入りの写真をご紹介します。第9回は、鹿児島湾(通称:錦江湾)に架かり、桜島のランドマークとなっている牛根大橋(うしねおおはし)です。 牛根大橋(鹿児島県垂水市牛根麓~鹿児島市黒上町)  国道220号牛根麓地区は、豪雨で頻繁に断崖の崩落が発生していました。連続雨量150mmを超えると通行車両の安全確保の為に事前通行規制となっていましたが、それを解消する早崎防災事業の一環として、平成12年からおよそ8年の歳月を経て

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Editor's note

偏集長が気まぐれに書く便りです。

【募集】12/1~31 ライモンがフォトコン開催!

 偏集長のマツです。すっかり寒くなってきましたね。みなさんは、LIMN(ライモン)って知っていますか。知りませんよね(^-^; リムって読んじゃだめなのかな。これは、地方インフラ・メンテナンスネットワーク(代表者不明)の愛称のようです。土木学会インフラメンテナンス総合委員会 の下部組織を名乗っているようですが、謎しかありません。 地方インフラ・メンテナンスネットワーク(LIMN)  土木学会インフラメンテナンス総合委員会アクティビティ部会に結成された有志の会。地方のインフラ

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土木写真部も活躍!トシコーフォトコン結果発表!

 偏集長マツです。普段の業務に加え研修講師やイベント企画・登壇など、来るもの拒まずな姿勢で臨んでいたら、事後報告が遅れてしまっています。少しずつでも書いていきますね。  去る10月25日、福岡北九州高速道路公社設立50周年を記念して開催されたトシコーフォトコンテスト(審査員長 進藤環九産大准教授)の表彰式が開催されました。素敵過ぎる819点のトシコー写真の中から16作品が受賞。私は審査員と、表彰式の司会をつとめさせていただきました。  受賞者の皆さまに心よりお喜び申し上げ

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満員御礼!「橋の技術史舟遊び」ありがとうございました。

11月7日。立冬。 東京・日本橋。晴れ。  先日こちらでもご案内した「橋梁エンジニアと行く、橋の技術史舟遊び」は、2日間で4便。すべて満席での運行となりました!募集を始める前は「人がちゃんと集まるだろうか?」と毎回不安になりますが、蓋を開けてみれば全国から橋好きな方々が申し込んでくださって、アッという間に満席になりました。感謝感激です。いつも本当にありがとうございます。  さて、4年目となる今回の舟遊び。日本橋から日本橋川を上り、神田川に出て隅田川、亀島川、そして日本橋川

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トシコー50周年!謝意と祝意

 去る11月1日は福岡北九州高速道路公社50回目の誕生日。  福岡、北九州の生活、経済、災害時の避難と復旧を支える命の道として歴史を刻んできた「福岡都市高速道路」、「北九州都市高速道路」が昨年10月20日にひっそりと開通40周年を迎えました。そして、それらを建設、管理する「福岡北九州高速道路公社」が設立50周年を迎えました。  私は、土木の妖怪マツとして、1月の職員向け講演にはじまり、福岡都市高速では「トシコーフォトコン」と「トシコー潜入撮影会」、北九州都市高速ではメンテ

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